2 社会経済的特性
○土地利用で最も多いのは農地であるが減少傾向にあり、宅地が徐々に増加している。
○昭和60年代以降の宅地開発により、人口が増加している。
○30〜40歳代のファミリー世代の流入により、年少人口が多い。
○核家族世帯が65%を占める一方、他地域と比較した場合、多世代同居世帯が多い。
○主要産業は農業である。町内に立地する事業所が少なく、町外に就労人口が流出しており、首都圏のベッドタウンとなっている。
(1) 沿革
明治の市制・町村制の施行にともない、明治22(1889)年に川辺村(本郷、栄、駒場、柏戸、向古河、小野袋一部)と麦倉村(柳生、麦倉、飯積、小野袋一部)が誕生した。
その後、麦倉村は利島村に改名、渡良瀬川の改修により伊賀袋村が茨城より川辺村に編入された。さらに、昭和町村大合併(町村合併促進法・新市町村建設促進法の制定)により、昭和30(1955)年に利島村と川辺村が合併し、今日の本町の前身である北川辺村となった。
昭和46(1971)年に町制が施行され、本町は埼玉県下で39番目の町となった。
(2) 土地利用
農地(田・畑)の面積が最も多いものの減少傾向にあり、宅地が徐々に増加している。雑種地とその他とが、農業水路や下水道、公園などの拡張整備により微増傾向をみせている。