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2 ディスクの投げ方

投げ方も様々ですが、基本は下記の3つがポイントです。

 

1] ディスクに回転を与えること。

2] ディスクが手から離れる時に、指先が的に向いていること。

3] 投げ出す角度は、原則的には肩より上方向にいかず、ディスクの面が地面と平行でかつディスクの軌跡も平行であること。ディスクに回転をつけることに注意を払いすぎると、肩と肘を中心として円弧を描くように投げがちです。そうすると、ディスクは目標に飛ばずに目標より向かって右にずれていきます。

 

胸元で構えた(手首の曲がりに注意)位置から…

 

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ディスクが右肩と左肩を結んだ線と平行な軌跡を描くようになるべく身体の近くを通るように投げましょう。

 

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手からはなれる瞬間ですが、ディスクが水平な点に注意をしてください。

 

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3 アキュラシー

公式競技は地面から0.61mの高さに置かれた0.915mの円形の的に投げ入れるもので、的(写真5)は市販されていますが、自分でフラフープ等をもちいて作成することもできます。写真の的は、ディスクが通過したことがよくわかるように、スズランテープでのれんをたらしました。競技は5mの距離から連続10投するものと、7mの距離から連続10投するものがあり、的を通過した枚数で競います。通過枚数が同じ場合は、第1得点が先の者が勝者となります。このほかにも、的を狙って投げるターゲット系のスポーツには、以下のようなものがあります。それらは、あまり大きなディスクでなくても楽しめますから、狭い場所で楽しむには最適です。

 

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