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*久永会長;一応4月6目(金)4月7日(土)にしておいて今後状況確認することにする。

*久永会長;再来年はどうするか?

(意見)ウエイ委員;2001年の会場を決める前に一言。どこの国で開くかはこの委員会での重要な問題である。各国どの国も来てほしいと言っている。しかし、ここに来ていない国についても考慮すべきではないか。

(意見)アブロール委員;一度も開いていない国を優先するべきだ。

(回答)久永会長;一度も開いていない国はないでしょう。1998年報告書の74頁に開催国の一覧が載っていますが、第7号議案が終わったあとで再度持ち回りの話をしましょう。

*久永会長より第5号議案については2001年中国北京という提案に対して全員賛成、本件承認。

 

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7. 各国各地域の活動状況報告(第6号議案)

*インド

(アブロール委員);会員数1440名、AFLAの研修ではニューデリーをはじめとする3都市で145名の喉摘者を集め効果をあげた。またJICAの東京研修に6名招致され指導員技術を学んだ。

重点的な取り組みとしては、喉摘者のケアを目標に患者の手術前、手術後の家庭訪問を徹底し妻や子供にもカウンセリングしている。

 

*マレーシア

(アミン委員);マレーシア喉摘者協会は1985年設立、喉摘者メンバーは98年190名が、99年250名に増えている。毎週木曜日アミン先生の病院で研修会を開いている。参加者は15人ぐらいである。ペナンでも新しい教室を2000年5月に開く予定である。日本からの派遣指導は1999年10月に久永先生に来ていただいた。30人参加し初めての喉摘者20人中19人が声が出た。マレーシア耳鼻咽喉科学会では喉頭ガン撲滅運動を展開している。

 

*中国

(韓徳民委員);前回のマニラ会議には出席出来ずすみませんでした。今回京都で重要案件の討議に参加できて良かったと思いますし、次回を北京で開催させていただくことに感謝いたします。北京では喉摘者の昼食会を開くなど1999年も活発な活動を展開しました。

現在北京クラブに300人、50%の人が食道発声を学んでおり、残りはELなどである。北京は中国一の都市で、地方から手術を受けに来た人も一緒に研修している。地方に取り残された喉摘者がいる。北京クラブは重要な立場にあり、北京で教育された人が地方で指導するようになる。今年は北京クラブ役員の改選の年で選挙が行われる。

今後は中国全土に訓練所を設置する方向にもっていきたい。

 

 

 

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