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(意見)アブロール委員;私も心配が二つある。ひとつは、中村会長、そしてイムラン・ガバチヤン先生、アミン先生のお話でこの1年でセンターを作るというが、本当に出来るのか大変なことである。手術の発展やキャンペーンによって喉摘者の数が減っていると思うが、センターに喉摘者を送ることが将来も可能なのか?

そして、資金の問題が一番だ。その問題を解決しなければ手放しで喜べない。

廣瀬先生に質間ですが、喉摘者の数は減っているのでしょうか?

(回答)廣瀬顧問;喉頭全摘を受ける人数は減っていると思う。喉頭部分切除などの手術法の進歩もあるので、減っていると思う。

(意見)アブロール委員;賛否両論から進めて行かないと難しい。理想は理想で、お金をどうやって調達するかだ。アミン先生の言うとおり核を作るのは賛成だが、いきなり入るのではなく、パイロットプロジェクトから試していったほうがよい。

拠点が出来れぱ金は集まりやすくなる。中村先生がブルネイにアプローチしたが駄目だったというが、コンピューターのビルゲイツに持っていくことも考えてもよい。産油国は石油で大もうけしているがアジア連盟に参加させる手もある。

各国のメンバーも各政府へ話をもっていって100万ドルぐらい出してくれないかと働きかけたらどうだろう。

また現地で研修を開く時、政府の高官を呼んで見てもらう。各国の方々が沢山寄付してくれたら金賞・銀賞・銅賞などと表彰したらよい。喉摘者がふつうに話せるようになっているとか水泳まで出来る人もいるというのを見て貰う。

*久永会長より、第3号議案に関し皆さんからいろいろなアイデアをもらったが、賛否両論束ねて今後検討していき方いとのことで、本件承認。

 

第4号議案 空席役員の選任の件

久永会長より説明。

*先ほど推薦があったアミン委員を副会長に就任させたいがとの提案に対して、全員拍手にて賛成、承認。

 

*インドネシアのシレガー委員が引退したあと今日オブザーバーで参加しているハリョノ・クスマ先生を後任にするとか高藤先生の後任問題とかは久永会長預かりとさせていただきたい、との説明に対し会長に一任するとの全員の賛意で、本件承認。

 

第5号議案 次回常任委員会開催の件

久永会長より

*次回開催候補地としては、北京が2回待っている。インドネシア・バリ島でという意見もあるが、2年待ってる北京でいかが?

全員拍手で賛成、本件承認。

(意見)アブロール委員;同じ中国でも北京以外の都市でやれないか? 上海とか。

(回答)韓委員;北京のほうがいろいろと協力を得やすいので北京にしてもらいたい。

*久永会長;日程も決めたいが、4月か3月か2月どれがいいでしょうか?

(回答)韓委員;4月が良いですね。金土と運営委員会、常任委員会を。

 

 

 

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