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第2号議案 2000年度事業計画並びに予算案承認の件(別表4〜5)

久永会長より提案内容を説明。

*先ほどのインドの研修機会要望に対し

(回答)久永会長;今年の計画は既に目一杯であり、インドを入れるのは勘弁してほしい。

(要望)アブロール委員;もしも研修受け入れが難しいという国があったらインドを補欠にして回して欲しい。

*派遣研修について、久永会長から説明あり。今年は重点として集中トレーニングを行いたい。研修センターが出来るまでに試験的に各国でやっておこうということです。細部についてはまだ詰めていませんが。要旨は

1] 研修期間を2〜3倍にする。

2] 一日の研修時間も今までの2倍にする。

3] 常任委員、医者、専門家等の講義もカリキュラムに入れる。

4] 各国の指導員にも先生になってもらう。

先ず、中国でやってみたい。その他4ケ国は従来どおりとするとの説明。

(質問)ジャリシ委員;12頁別表4-1第4次5ケ年計画でパキスタンヘの指導者派遣が2000年になっているが2001年にしてほしい。

(回答)久永会長;後日よく協議した上で、もしも不都合ならインドと交替することも考えます。

(質問)徐委員;台湾は600人以上の活発な活動をしていますが、指導員を派遣してもらえませんか? 一人でもいいですから。

(回答)久永会長;計画は5年先を明確でないまま作っていますので、徐先生の意向を汲んでおきます。

(質問)アブロール委員;この5ケ年計画を作るにあたって、しかるべき根拠に基づいてこれらの数を決めてほしい。例えば喉摘者の数、国の状況などを考慮する。なにか偏っている感じがする。

 

(コーヒーブレイクをはさんで再開)

*13頁別表5 2000年予算書について、久永会長より補足説明あり;研修生招致予算にはJICAの6名は含まない。この278万円は二人分の費用である。指導員派遣予算369万円には長期研修のための一名の追加指導員分は含まないとの説明。

(質問)アブロール委員;「委員会の開催費用が非常に増えているが何故か?

(回答)久永会長;今回の京都会議の費用が増えている。

*本件 全員承認。

 

第3号議案 研修センター及び集中訓練の促進の件

中村名誉会長よりAFLAの研修センター建設計画について昨年以降の動静説明あり;計画としては地理的に中心地であるマレーシア・クアラルンプール付近に建設し、集中訓練をする。高度の教育は東京でのJICA訓練に委ね、センターでは中級程度の指導員養成を行う。大きな課題は運営資金の調達である。

ブルネイヘの要請も未回答のままである。マレーシア側の受け入れ姿勢は積極的である等々。

*中村名誉会長より;昨日の運営委員会においてDr.イムラン・ガバチャン先生からこの件を引き継いでもよいとの話がありましたので今後はイムラン先生に委ねたい。

 

 

 

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