全国で約500団体が活動しており、会員数10人台の組織が最も多く、50人未満までの組織が全体の9割を占めている。会員は50〜60歳代が多く、主婦や退職者が3割を占めている。
なおガイド料は利用者から貰う場合と、組織からの場合がある。
都道府県観光主管課・観光連盟など組織によっては観光ボランティアガイド(登録)の研修会や勉強会を開催している。
≪地域づくりのリーダー養成≫
(1) 21世紀村づくり塾ネットワーク (財)21世紀村づくり塾
地域リーダー育成のための各種研修会開催、登録、紹介。衛星通信「グリーンチャンネル」を活用した人材育成の研修講座もある。
(2) 全国地域リーダー養成塾 (財)地域活性化センター
学者、実践家などを講師として集合研修、合宿研修、先進地視察など1年間かけて実施。
(3) 地域活性化フォーラムなどの開催 (財)地域活性化センター
地域づくりに関する様々なテーマのフォーラムを地方自治体、公共団体などと協力して開催。
≪自然学習・体験型≫
主催者は環境庁、文部省、農林水産省に分けることができる。
(1) 森林インストラクター(農水大臣認定) (社)全国森林レクリエーション協会
森林内での野外活動や安全についての指導員。
(2) グリーンセイバー(ベイシック) 環境NPO「聚」(樹木・環境ネットワーク協会)
自然生態系の保護・育成に寄与できるひと達を育てる。
(3) 自然観察指導員(NACS-J) (財)日本自然保護協会
自然への理解、親しみを育てるボランティア指導員。
(4) 自然学校指導者養成講座 (社)日本環境協会フォーラム
自然学校を訪れる人々を専門家として導ける知識と技能を修得する。
(5) 「エコのもりセミナー」里山インタープリターズキャンプ(講習) (社)日本環境協会フォーラム
雑木林を保全・管理していくための指導者養成講座。 エコのもりセミナー事務局
(6) 環境教育指導者養成セミナー(インタープリターズキャンプ)(講習) (財)キープ協会
環境教育のプロや自治体・環境教育関連団体の職員のための養成講座。
≪レクリエーション型≫
特定種目の技術を持ったインストラクターを養成する場合と、スポーツレクリエーション活動全般の指導やプログラムづくりを行う指導者を養成し、資格を与えるものの2種類に分けられるが、活動の場は各種スポーツ教室やクラブでの指導あるいは大会やイベントでの講師などが多い。
(1) 平成10年10月より社会教育指導者の知識・技能審査事業/野外活動指導者
(文部大臣認定)の資格制度が開設された。日本レクリエーション協会、日本ユースホステル協会、日本サイクリング協会、日本キャンプ協会、日本オリエンテーリング協会などの団体が協力して、順次実施している。