III モニターの募集とアンケートの実践
モニターを得るためのひとつの方法としては、DM、故郷アンテナショップ(郷土ショップ)、市町村・県ファンクラブ会員、地域出身者、姉妹都市などにより十分な母集団を得る。
また参加者への留意事項として事前周知が大切である。参加者が、地域資産への関心が高まるように、その理解を助けるパンフレットやガイドブックを一緒に提供することが望ましい。
さらに以下のようなことを参考にして、アンケートを実施し、問題点の把握や将来の課題に具えることが望ましい。
1] 参加者にアンケートを実施して、今後に生かすことが大切で、後でみんなで協議する。
2] 活動の印象や価格設定および資源の評価について、みんなで協議し、反省材料とする。
3] ガイドシステムの確立と推進のための組織づくり並びに合意形成の促進(クラブの設立)が妥当なものであったか。
4] モニターの事前調査、事後調査を行い、チェックポイントをみんなで協議する。それを知っておくだけでも、実施時には大変参考になると思われる。
モニターに対するアンケート (例)
A 事前調査票(○印回答は複数でも可)
1) 海・漁業体験教室のどのようなところに関心がありますか。
1] 自然が豊かで、空気がおいしいところ
2] 独自の文化(地域社会の絆)を継承しているところ
3] 独特の街並や歴史があるところ
4] 漁業者は格好良く、おばさん達も親切そうなイメージがある
5] プロ(漁業者)のひと達と話ができ、色々教えてもらえること
6] 新鮮な魚介類が食べられること
7] 漁師料理、郷土食が楽しめること
8] 普段漁業体験などはできないので、楽しみである
9] 田舎の暮らしに憧れがある
10] その他(具体的に)
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2) 他の活動(エコツーリズムや自然観察会、他の漁業体験等)に参加したことがありますか。
1] よく参加している。〔1年間に 回程度〕
2] それはどういった種類のものですか。〔漁業体験、自然観察会、他の体験学習等、研修会や学習会等、講演等〕
3] 楽しかったですか 〔大変面白かった。 まあまあだった。 よくなかった〕
4] そのツアーに、どのような工夫があればよかったですか。
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