[調査スケジュール]
平成12年11月〜平成13年3月
・委員会(3回程度)、ワークショップ、シンポジウムを調査期間中にそれぞれ開催する。
・調査終了時(3月)に調査報告書をまとめる。
[調査項目](主なもの)
・現況調査:用途混在の実態、NDE等ベンチャーの芽、新たな居住形態の芽の発掘
・計画調査:地区の個性、周辺との連携を活かしたまちづくりのあり方
(参考)磯上地区の現況と課題(現在までの調査状況)
○現況
[位置]
・三宮ターミナルの南東部に隣接し、神戸都心の最東端に位置している。
・将来的にも東部新都心(HAT神戸)やJR神戸港駅(貨物駅)の新しい都心と三宮や旧居留地など既存の都心中核部を結節する重要な位置
[道路・公園等]
・戦後、進駐軍による道路整備を基に、戦災復興の土地区画整理が施行され、地区内の道路や公園等の都市基盤施設の整備水準は高い。
[建物用途]
・地区内建物の多くは中高層のビルやマンション
・床面積あたりの用途は約60%が事務所・銀行であり、残りの1/3づつが倉庫を中心とする工業系建物、店舗、住宅が占め、平面的、立体的にも用途が混在
・昭和56年ごろから震災前までは、他の都心地区が幾分低迷する中で、建物床の増加率が大きく、事業所数・人口ともに増加傾向にあった。
(しかし、震災で被害を受け、住宅・店舗・工業系とも大きく減少)
[事業所]
・中央区既成市街地の中では比較的大規模な事業所が集積しており、業種では「運輸・通信」「教育・研究」「卸・不動産」が周辺に比して集積