[強化すべき都心環境]
ア. 市街地環境(機能性重視からの転換)
・個性的で自律するコンパクトタウンの形成
都心におけるまち(コンパクトタウン)ごとの特性を一層明確にし、多様なコンパクトタウンをモザイク型に配置
・回遊機能の強化
まちなか、まちとまち、まちと自然をつなぐネットワークの構築
(歩行者動線の充実、動線を補完する簡便フィーダーサービスの充実・導入)
・生活環境施設の差別化・高質化・高付加価値化
近隣対象施設の充実(統廃合した小中学校等、既存ストックの有効活用)
商業施設の差別化・高質化・高付加価値化(24時間対応、高齢者・女性対応等)
・都心居住サポートシステムの構築
新規居住者に対する都心生活情報の提供
遊芸コミュニティ(アソシエーション)の形成
コミュニティビジネスの育成
イ. 住宅(選択性の拡大)
・多様な生活様式への対応
職住近接(SOHO)、趣味重視、個人独立重視
・多様な家族関係への対応
単独世帯、夫婦のみ世帯、子育て卒業世帯、コレクティブハウスなど
・多様な建て方への対応
コーポラティブハウジング、フリープラン型・可変プラン型ハウジング
・高付加価値住宅の提供
マルチメディア対応住宅、高齢者ケア付き住宅、環境活用型住宅
(3) 都心居住促進のための課題
a コンパクトタウン形成に向けて
・地域の特性を育て、意識の共有化を図る仕組みづくり
(地域アイデンティティの発掘、地域生涯学習の推進、地域の総合指標の研究)