5] 居住継続の悩み 耐震性や防火性に関する不安(57%)、維持・修繕費(48%)が悩みの双壁であるが、大規模で保存状態の良いものは、近隣のビル化を問題とする傾向が強い。このことは、個人の力で保全することの限界を物語っている。
5] 居住継続の悩み
耐震性や防火性に関する不安(57%)、維持・修繕費(48%)が悩みの双壁であるが、大規模で保存状態の良いものは、近隣のビル化を問題とする傾向が強い。このことは、個人の力で保全することの限界を物語っている。
居住継続の問題(複数回答)
6] まちづくりの意向 このまちの一番の理解者は誰かという問に対して、古くからの住民(36%)、自分自身(34%)という回答結果となっている。古くからの住民の多くが京町家の居住者であることを考えると、まちづくりの担い手としての町衆の歴史を継承している京町家居住者の自負心が伺える。
6] まちづくりの意向
このまちの一番の理解者は誰かという問に対して、古くからの住民(36%)、自分自身(34%)という回答結果となっている。古くからの住民の多くが京町家の居住者であることを考えると、まちづくりの担い手としての町衆の歴史を継承している京町家居住者の自負心が伺える。
(3) 京町家再生プラン 京町家まちづくり調査を受け、平成11年5月、「京町家再生プラン」を策定。京町家に蓄積されてきた「くらし・空間・まちづくりの文化」を次のそれぞれの視点から捕らえ、新たなまちづくりを進めていく原点となる京町家の保全・再生についてアクションプランに取りまとめた。 1] まちづくりの視点から 個性的魅力的な都市空間の形成、都市居住、都市型観光、産業基盤、環境共生、まちづくりへの参加促進 2] 市民の視点から 京都という歴史的文化都市を日常生活で実感 まちに対する価値観の共有
(3) 京町家再生プラン
京町家まちづくり調査を受け、平成11年5月、「京町家再生プラン」を策定。京町家に蓄積されてきた「くらし・空間・まちづくりの文化」を次のそれぞれの視点から捕らえ、新たなまちづくりを進めていく原点となる京町家の保全・再生についてアクションプランに取りまとめた。
1] まちづくりの視点から
個性的魅力的な都市空間の形成、都市居住、都市型観光、産業基盤、環境共生、まちづくりへの参加促進
2] 市民の視点から
京都という歴史的文化都市を日常生活で実感
まちに対する価値観の共有
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