(ウ) 市街地整備の方向
1] 市街地整備とあわせた住宅供給の推進
・木造賃貸住宅密集地区や住環境悪化地区においては、住環境整備事業を推進し、住環境を改善しながら良質な賃貸住宅を供給する。
・街区内の環境悪化を防止しつつ、秩序ある安定した環境を形成するために、地区計画制度等を活用した地域住民によるルールづくりやルールに基づいた建替やまちづくり活動を支援する。
・建替の際には共同化、協調化を誘導し、オープンスペースや緑化空間等の確保を図る。また、狭あい道路の拡幅整備を促進する。
2] 居住水準の向上と良質で魅力的な都市型住宅の供給促進
・横浜市独自の住宅水準を満たす質の高いファミリー向け賃貸住宅の建設に対し積極的に支援し、良質な賃貸住宅ストックの形成を図る。
・従前居住者の居住継続を支援しながら、水準の低い住宅ストックの建替を促進する。
3] 高齢者・障害者等が安心して生活できる住宅・住環境の整備
・高齢者向け住宅への増改築や建替等に対する助成を行うとともに、近居・隣居・同居を促進するための支援を行う。
・建替等においては、高齢者・障害者等が地域内で居住継続できるよう、住み替え助成等、従前居住者のための支援を行う。
・住宅の借り上げ方式等により、高齢者が安心して生活できる良質な高齢者向け住宅の供給を推進する。
・また、住宅及び住環境のバリアフリー化を推進する。