その他の施設を利用する際の利用交通手段割合も、9km以遠圏と比較して、3?以内圏の「徒歩・自転車」及び「地下鉄・JR」が高く「自家用車」が低い。
3km以内圏の「徒歩・自転車」は、病院等、理美容院、公園、図書館等及び地区会館等で50%以上、他の施設(飲食店、体育館等)でも40%以上と高い。一方9km以遠圏では、「徒歩・自転車」が50%以上であるのは公園と地区会館等といった、郊外住宅地においても公共により比較的密に配置される施設のみである。
「自家用車」が最も高い割合であるのは、3km以内圏では飲食店(46.0%)のみであるが、9km以遠圏では飲食店に加えて病院等、図書館等及び体育館等も同様である。
9km以遠圏に比べ、主として民間により提供される施設である病院等、理美容院及び飲食店の3?以内圏の割合は、それぞれ「徒歩・自転車」が21.9、23.0及び19.8ポイント高く、「自家用車」が22.0、22.1及び22.9ポイント低い。一方、主として公共により提供される公園、図書館等及び体育館等の3?以内圏の割合は、「徒歩・自転車」が12〜13%ポイント高く、また公園と体育館等では「自家用車」がそれぞれ14.7と16.6%ポイント低いなど、民間提供施設に比して交通手段利用割合の距離圏に応じた差が小さい。