日本財団 図書館


表2.6 発生海難に対する海難原因の割合(潮岬、市江埼沖)

010-1.gif

 

2.2.4 日ノ御埼沖海域

日ノ御埼沖海域において過去3年間に発生した海難を種類別に表2.11に示し、また、発生した海難を原因別にその割合を表2.8に示す。

○ 表2.7より過去3年間で発生した海難のうち衝突による海難が最も多く全体の約3割(27.3%)を占めるが、すべて漁船とプレジャーボートであった。

○ 次いで発生の多い海難は乗揚(18.2%)、機関故障(12,1%)によるもので、「一般船」においては機関故障による海難が最も多い(9.1%)。

○ 表2.8より機関故障の要因は、機関取り扱い不良(50%)と老朽化(50%)によるものである。

○ プレジャーボート、漁船による衝突海難の要因は“見張り不十分”によるものである。

○ 乗揚海難の要因は“見張り不十分”と“船位不確認”が挙げられ、両者で約7割を占める(66.6%)。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION