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2.2.3 潮岬、市江埼沖海域

潮岬、市江埼沖海域において過去3年間に発生した海難を種類別に表2.5に示し、また、発生した海難を原因別にその割合を表2.8に示す。

○ 表2.5より過去3年間で発生した海難のうち衝突による海難が最も多く全体の約3割(28.6%)を占め、次いで転覆(14.3%)、乗揚海難(12.7%)が多い。

○ 「一般船」ではその他の海難が最も多くその詳細は不明である。その他の海難を除いては衝突海難が最も多い(3.2%)。

○ 表2.6より衝突海難の要因は“見張り不十分”によるもので約6割(66.7%)を占める。

○ また、転覆海難の要因は“気象海象不注意”で全体の7割を占め、乗揚海難の要因は“船位不確認”で5割を占める。

 

表2.5 海難種類別の発生隻数(潮岬、市江埼沖)

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