日本財団 図書館


表2.2 発生海難に対する海難原因の割合(剱埼、洲埼、風早埼、神子元島沖)

007-1.gif

 

2.2.2 伊良湖岬、大王埼沖海域

伊良湖岬、大王埼沖海域において過去3年間に発生した海難を種類別に表2.4に示し、また、発生した海難を原因別にその割合を表2.4に示す。

○ 表2.3より過去3年間で発生した海難のうち衝突による海難が最も多く全体の約3割以上(34%)を占め、次いで乗揚(16%)、機関故障(14.9%)が多い。

○ 「一般船」においても衝突による海難が最も多い(8.5%)。

○ 表2.4より衝突海難の要因は“見張り不十分”によるもので約6割(62.5%)を占める。

○ また、乗揚海難の要因は“船位不確認”や“水路調査不十分”で、両者で約5割(53.3%)を占める。

○ 機関故障の要因は“機関取扱不良”が最も多く約4割(42.9%)を占めるが、機関の老朽化も約3割(28.6%)を占め機関故障の大きな一因となっている。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION