(3) 「高齢者福祉オンブズマン制度」の導入 ―大田区―
太田区の高齢者人口は、昭和60年に62,611人、平成11年には100,000人を超え、平成12年には103,733人に達した。昭和60年には、年少人口の半分程度であった高齢者人口が、平成7年以降は年少人口を上回っている。また総人口に占める高齢化率は、昭和60年に9.4%、平成12年には16.2%に達している。
なお、第1号被保険者数は、約107,000人である。第2号被保険者は約223,000人である。
ア. 介護保険に関する相談・苦情対応窓口
大田区では、「介護保険課・介護サービス課」、「保健福祉センター」、「在宅サービスチーム」、「在宅介護支援センター」、「高齢者福祉オンブズマン」を通じて、高齢者に関する相談・苦情に応じている。
出所) 介護保険課
まず、介護保険課は、「介護サービス課」と連携を図りながら、区の介護サービスの相談・苦情に関する集約を行なう一方、相談・苦情の専門電話「お問い合わせダイヤル」を設置するなど、介護保険に関する総合的案内も行なっている。また、区庁舎には、保健福祉窓口が設置され、高齢者福祉など各種の案内・取り次ぎを行なっている。
また、大田区には、住民に身近な保健・福祉・介護サービスの各種相談・受付の窓口(高齢者の相談窓口)として、4つの「保健福祉センター」内に窓口が設置されている。介護保険の要介護認定の申請(更新)受付及び相談等に関することは、保健福祉センター内の「在宅サービスチーム」と、区内23ヶ所に設置されている「在宅介護支援センター」が受けつけている。
「在宅介護支援センター」は、区内の保健・医療・福祉施設に併設されている。「在宅サービスチーム」と「在宅介護支援センター」には、保健婦、栄養士、歯科衛生士、ホームヘルパー、ケースワーカー、看護婦等が配置されており、必要に応じて利用者の自宅に出向き、よりよいサービスを提供できるよう、お手伝いを行っている。「在宅介護支援センター」の窓口では、要介護認定にもれた高齢者を対象とした介護保険以外の各種保健福祉サービスの相談等についても、ここから出前型で行なっている。