2) 養育家庭の相談状況
受託している子どもの養育上の問題について、同居している家族以外の人に相談したことのある家庭は65.8%、相談したことのない家庭は34.2%となっていた。
相談しない理由としては、「相談することが特にないから」(61.5%)、「同居している家族に相談することで解決しているから」(30.8%)、「無回答」(19.2%)と続いていた。
また、相談先をみてみると、養育家庭センターが最も多く72.0%を占め、次いで学校(幼稚園)の先生が48.0%、近所の友人・知人が30.0%、同居していない家族・親族が24.0%などとなっており、他の里親に相談経験のある養育家庭は18.0%であった。少数ではあるが相談先に「心身障害児総合通園センター」や「区役所の障害福祉課」がみられたことから、障害をもつ子どもを受託している養育家庭は、専門機関を利用していることがわかった。