周囲の人の無理解に悩んだことがあるか否かの質問に対し、里親として悩んだことのある養育家庭は21.1%、里子について悩んだことのある養育家庭は31.6%となっており、どちらも悩んだことのある家庭より悩んだことのない家庭の方が多かった。悩みの内容をみてみると、前者は学校や医療機関、親族などからの無理解な言動により傷つけられたり、里親をしていることで特別視されたといったものが多く、後者は医療機関の「受診券」に関する知識不足により悩まされたものが圧倒的に多かった。
図1. 里親として悩んだことの有無
図2. 里子として悩んだことの有無
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