アメリカに行く前に下準備と顔合わせを含めた研修会がありました。そこでは、日本の里親の現状と制度について、乳児院について、そしてアメリカの里親制度についてと里親と里子の関係について学びました。実際の現状を直視でき、ノートを取りながら自分の歩んできた道のりを思い起こすものになりました。私にとって現状を知るうえでこの上もないチャンスにめぐり合え、価値ある研修でした。
3] アメリカでの国際青少年会議に出席して
ここではアメリカの研修で学んだことを話してみたいと思います。会議では、面接の時に出された宿題の英作文をプレゼンテーターとして発表しました。それを聞いて里親、里子がディスカッションできる仕組みでした。また、大人の会議と同時進行であったため、子供は子供同士で意見の交換会が行われました。私たちも聞く側となって意見を交換することが出来ました。意見を交わす最中にはっきりそして言葉に信念を持って意見を言うその姿勢に、「アメリカは自分の意見を充分に発揮できる場所だ」と、つくづく思いました。
彼らは私たちに大変興味を示していました。私たちも彼らの言葉一つひとつに興味を示しました。