その日の夜はメルボルン市役所の中にある大きな広場みたいな所で立食パーティーがあり、色んな国の人々と会話できとても楽しいものでした。外人の中には日本に里親制度があるとは…。と驚いている人もいました。ほとんどの外国の人が日本に里親制度があるのを知らなかったという感じでした。日本の中でも知られていないので外人が知らないのは当然だということでしょうか。他に気付いたのは、オーストラリア人やアメリカ人で里親をやっている人が養育する1人当たりの里子の数が多いということです。これにはキリスト教等のように宗教的なものが関係しているらしいです。僕が通訳さんに仲介してもらって話をしたアメリカの女の人は1人で6人の子を養育していると言ってました。自分が産んだ子はいなくて6人の内3人は白人、2人が黒人、1人がヒスパニック系の子で、みんな今まで食べてきたものが少しずつ違うので、できるだけその子に合った料理を作ると言っていました。日本と違って家の大きさ、土地の広さ、経済的なもの等も関係してくるのでしょうが、やはり宗教的考えから来るものが多いようです。