また、教会信者の皆さんもみな心やさしく、いつも僕たちの事を心にかけて頂いていますが、これが信仰の世界、一列きょうだいの精神の人々なんだとつくづく思っています。他にも里子として教会家に一緒におりますが、僕と弟には会長様、お母さん(奥様)が「忠君兄弟は立派に成長してくれてよろこんでいるよ。いつでも社会の第一線に躍び出してもいいよ。教会でご奉公してくれてもいいよ」と、言われます。
居心地が良いし、社会へ飛び出す勇気が不足しているからか思い切れませんでしたが、今年の二月に、教会から自転車で十五分の近くで、アパート住いを始めました。
遅まきですが、さあこれから社会で羽ばたいて、今日までの多くの皆さんへのご恩返しを忘れずに、誰にでも明るい心、やさしい心で仕事に生活に頑張り抜こうと思っています。そして、やがての時に必らず訪れるであろう結婚生活では、明るくたのしい家庭を築くことを強く自分に言い聞かせています。
