来たら82歳になるおばあちゃんと一緒にお風呂に入り背中を流したりして色々面倒を見ている様子です。あの婦長さんの言葉を思い出します。話しは戻りますが、4歳で地元の保育所に入園します。手続きの時には、まだ入籍ができていなかったので名前をどうするか園長先生にお話ししたところ「途中で名前が代るのも変なので最初から実子の名前で呼びませんか」と言って下さいました。入園式で名前を呼ばれて大きな声で「はい」と返事をした時、私は母親になったと胸が熱くなり涙がこぼれました。入園してからは、遠足、運動会、発表会、クリスマス会と色々な行事にビデオカメラ片手に若いお母さん方と一緒になって楽しみました。こんな喜びと共に友達も沢山できました。私達も地域の中に自然に入って行く事ができて子供を通じて教えられる事が沢山あります。そして今年四国地区里親研修会での体験発表を徳島代表でお話しさせていただくと言うことで昔のビデオを取り出して見ていると、3歳ぐらいの息子と主人がサッカーをしている場面が出て来たのです。ボールを蹴る息子の顔は闘志満々で力強いのですが、祖母とか両親には、優しい労りのボールになって相手に蹴り返えされているのです。