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ワイドバンド空港疑似衛星(WBAPL)を使用した狭域補強システムの飛行試験結果

 

(注)ION GPS 2000 9月の論文「Flight Test Result of an lntegrated Wideband Airport Pseudolite for Local Area Augmentation System クリスジ バートン オハイオ大学、他」からの抜粋である

 

 

・このぺーパーはワイドバンドAPL(WBAPL)について言及している

 

・LAASの現在の性能予想では追加の補強無では力テゴリーII/III精密進入の有効性(Availability)要件を満たさない

 

・空港疑似衛星(WBAPL)が運用上のAvailabilityを増加させるべく、LAASカテゴリーII/III設置のために開発中である

 

・LAAS地上施設(LGF)でのWBAPLリンクの主要な誤差は地対地のマルチパスによるものである

 

・性能は「B値」と飛行試験での誤差でグラフ化している

 

・WBAPL信号はMultipath Limiting Antenna(MLA)によってFigure1のFLD3から送信している

 

・ディファレンシャル補正値とB値はFigure1のFLD1とFLD2の2ヶ所のGPS/WBAPL受信機によって作成されVHFデータリンクによって航空機に伝達される

 

・WBAPLのパルススイッチングのデューティサイクルは1/11と変更RTCAフォーマット(〜9.8%)の両方で行ったが結果はほぼ同一の値である

 

・FLD1/FLD2の空中線はそれぞれ仰角約30度〜90度のカバレージを持つHigh Zenith Antenna(HZA)と仰角5度〜30度のカバレージを持つLMAから構成されている

 

・飛行試験はオハイオ大学空港で2000年8月31日と2000年9月7日のほぼ同時刻に実施した

8月31日:1/11のデューティサイクル(約9.1%)

9月7日:変更RTCAフォーマット(〜98.0%)

 

・Figure5と6でのB値はWBAPL-HZA、WBAPL-MLA、GPS/SV#21での受信信号によって作成した

 

 

 

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