研修状況の報告 相談員 成瀬栄子
「不登校生の進路と社会参加のネットワークづくり」相談会では、関東地方で6名の社会参加希望の相談があった。またこの事業が新聞で報道されて以来、電話相談でも社会参加の相談が増えている。そこで電話相談の人達も加えて、社会参加のための研修を下記のように開いた。彼等に接触してみると、最初から1泊2日の研修は難しそうなので、1日づつ2回開くことにした。
第1回を平成12年12月28日に開き、参加者数13名、第2回は平成13年2月9日で、7名が出席した。彼等の精神的状況は、まだ口を開けない状態の人、ようやく外出できるようになった人、アルバイトなどの経験のある人など様々であった。共通して口にするのは、対人関係がうまくいかない、不安感があるということだった。
そこで彼等の精神的な不安感を取り除くための心理的ケアを行うなど、それぞれの状態に合わせて対応を始めたところである。例えば一人一人が自分を振り返る作業をすると、対人関係に意欲を見せ始める人が多い。またある人は、最初は母親だけの相談だったが、本人との面談に移行してからやる気を起こし、研修に参加して資格を取る気になり、一つの資格を取得し、更に上の資格を目指して勉強しながら、ビジネススキル訓練に入っている。
このようにまだまだこの先かなりの時間が必要と思われるが、急がず、あわてず、着実に社会参加に向けて一歩一歩進めていくつもりである。