会場:都久志会館
相談員:18人
相談者:116人
相談内容:
社会参加の相談が2件。いずれも相談者は親で、本人は20代の男性であったが、親の話では本人がどう考えているのか全く分からないという。結局他の開催地と同じで親子のコミュニケーションがなく、親が心配するばかりという状態であった。本人がその気になればシンポジウムのパネラーを務めてもらった方々に紹介する方法もあるのだが、とりあえず九州支部の連絡先だけ知らせて、本人が前向きになってきたら連絡をもらうことにした。
考察(福岡のその後):
年明けに北九州でネットワークづくりに取り組んでいる高柳夫妻から素晴らしい報告が入って来た。御夫妻とその父親の努力が地元北九州市と商店街の方々を動かし、一種の街起こし的な形で、商店街の中にフリースクールと相談所が開設されたということなので、紹介したい。「商店街の中でシャッターを下ろしている店を、街の活性化のために市が借りて、カルチャーセンターという形にした。その中にフリースクールと子ども未来21(親の駆け込み寺、子どもたちの自立支援センター)が設置された。カルチャーセンターの館長が老人ホームでボランティアをしていたので、そのホームがボランティアを受け入れることもできるという。
インターン受入先は商店街の中で協力してくれる店を探したいと思う。」お二人の父親からも次のような手紙をいただいた。「ひきこもりの子ども(実際は二十歳以上が多い)を抱えた親が、ひきこもりという活字を追って講演会などへ通い、自分たちを責め、我が子の辛そうな姿に涙する。という現状を何度も目の当たりにしました。今回の事業を単なるイベントとして終わらせることはできません。そこでまずネットワークづくりに取り掛かりました。
長期ひきこもりの家庭にはメンタルフレンドの派遣を、そのメンタルフレンドには大学の研究者たちのスーパーバイザーを紹介します。また医師やカウンセラーの紹介、フリースクールやサポート校の紹介、ボランティアをしたい人にはその場を、居場所の必要な人には安心できる居場所を提供したいと考えています。ある新聞に、私たちがネットワークづくりを始め、ボランティアの受入先を探していると報道された日、ボランティア希望の女子高校生がやって来ました。
ひきこもり中の少年もお母さんに連れられて来ました。会社員の若い女性は「職場の人間関係がうまくいかなくて悩んでいる」と言って来ました。