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シンポジウム終了後、社会福祉協議会関係の白方氏、堀江氏、上岡君の3氏と会うことができた。上岡君は元不登校生で、以前通っていたフリースペースの卒業生5人と、フリースクール「パドック」を作っている。彼等は不登校生、特にひきこもりの人達の相談にものっているので、紹介したい。彼等は平成11年8月に、自立を目指そうとパドックをオープンした。現在は14才から20才までのメンバー7人と、フリースペースのスタッフだった田窪さんが運営している。開所は平日の9時半〜5時。ボランティア活動や月刊の会報「パドック通信」を発行している。

電話相談では不登校やひきこもりの悩みに、経験者としてアドバイスしている。上岡君は「家に閉じ籠もっている人に、まずはのぞきに来てほしい」と話している。上岡君には秋の相談会でボランティア相談員を務めてほしいと感じた。

 

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松山シンポジウム

 

2] 「不登校生の進路と社会参加」相談会

期日:2000年10月8日(日)

会場:松山市立総合コミュニティーセンター

相談員:18名(不登校経験者のボランティア相談員1名)

相談者:144名

相談内容:

松山は毎年相談者が多い所なので、大阪から当協会理事の相談員を呼び、当地で歴史のあるフリースクール兼親の会である「麦の会」にも応援を求め、18人体制で臨んだ。特筆すべきは先に紹介したパドックの上岡君に不登校経験者として後輩の相談にのるボランティア相談員を務めていただいたことである。彼を来場者に紹介したところ、挨拶も堂々としており、その後の相談も経験を生かしてていねいにこなしてくれた。次年度はこの形式を他の開催地でも取り入れるように考えたい。

 

 

 

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