1] 「不登校生の進路と社会参加」シンポジウム
パネラー:千葉青年会議所 教育改革実践委員長 後藤康夫氏
児童養護施設 富浦学園児童指導員 高橋克巳氏
CNNテレビ インターン生 飯島篤氏
滞在型フリースクール 主宰者 廣谷佳己氏
司会:日本青少年育成協会 広報部長 石山義典
コーディネーター:日本青少年育成協会 千葉支部 亀山卓郎
ファシリテーター:日本青少年育成協会 相談員 成瀬栄子
討議内容:
後藤氏:出口(卒業)を簡単にしてしまうと、不登校生は安易に流れてしまう。出口に至るまでが大切で、日青協はここに力を入れてほしい。千葉青年会議所のメンバーにも聞いてみたが、現状ではインターンの受入は難しい。自分は専門学校の経営にも携わっているが、LD児、ADHD児が入ってきている。彼等には特別の対策が必要である。
高橋氏:富浦学園は現在2才〜18才までの80人が在籍している。県立の施設で平成3年から不登校生の寮舎がある。中学生が多く、家庭が崩壊しているので、卒業後は定時制高校か就職が殆どである。高校に行っても中退率が高く、就職もかなり困難なので、今は住み込みの就職先を探している。18才を過ぎると預かれないので、就職先をやめてしまうと、劣悪な家庭に戻るしかなくなる。そういう子は東京や神奈川の自立支援ホームに世話しているが、千葉にも自立支援ホームが欲しい。子どもたちになんとか生きる場を与えてやりたいというのが、切実な願いである。
飯島氏:中学3年から不登校で、とりあえず高校に入ったがすぐ中退した。他人とのかかわりができなかった。その後通信で高校を卒業し、仕事にも何度かついたが続かなかった。しばらくして廣谷さんを知り、沖縄に行って1年過ごした。廣谷さんからCNNテレビのインターン生の話を聞き、何とかしたいと思って受けることにした。社で迎えてくれたカメラマンの人が自分を受け入れて理解してくれたので、続いている。そのままアルバイトでいかないかと言われているので、お世話になるつもりでいる。多くの人の支援でここまできて、自分はすごく恵まれていると思う。