4. 検討対象とする浮体構造物及び係留装置の抽出
4.1 超軽量コンクリートの浮体構造物への適用性検討
超軽量コンクリート、軽量コンクリートを浮体構造物へ適用する場合に必要となるコンクリートの特性のうち強度特性について、ここでは実際に配合試験及び各種強度試験を行い、検討した。なお、超軽量コンクリート、軽量コンクリートの施工性については、第6章で検討する。
4.1.1 コンクリートの配合試験
(1) コンクリートの仕様
表4.1に示す2ケースとした。ケースLは、一般の軽量コンクリート(JIS生コン)、ケースULは、超軽量高流動コンクリート(JIS外品)である。