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太東崎上空から九十九里浜を望む

この近辺の沿岸海域は、太東崎(写真右手)の侵食で削られた土砂によって海水が非常に濁っている。漂砂を大量に含んだこの海水は沿岸流によって北上し、九十九里浜に砂を供給しているが、太東漁港の防波堤がその流れを遮っているのがわかる。流れが淀んだ漁港付近では砂が過剰に堆積し漁港関係者を悩ませている一方で、漂砂供給が断たれた北側の砂浜では侵食対策に頭を抱えている。

 

 

 

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