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memento mori 香川 2000

パネルディスカッション

『死』をみつめ、『今』を生きる

パネリスト

加藤恒夫 かとう内科並木通り病院院長

田島誠一 奈良ニッセイエデンの園総園長

沼野尚美 六甲病院緩和ケア病棟チャプレン

和田栄子 淀川キリスト教病院ホスピス係長

コーディネーター…松島たつ子 ピースハウス・ホスピス教育研究所部長

 

司会 ただ今より、「『死』をみつめ、『今』を生きる」をテーマにパネルディスカッションを始めさせていただきます。

それではパネリストの皆様をご紹介させていただきます。まずはじめに岡山のかとう内科並木通り病院院長、加藤恒夫さん。加藤さんは、1973年、岡山大学医学部をご卒業後、厚生省の在宅医療ネットワークに関する総合的研究班、在宅医療の新しい方向性に関する研究班で研究委員を務められ、過去6回にわたり家庭医療と地域医療及び末期癌ケアなどについて英国研修を経験されました。現在、緩和医療学会、日本癌治療学会、日本死の臨床研究会、日本プライマリケア学会に所属されています。

続きまして、大阪の淀川キリスト教病院ホスピス係長、和田栄子さん。和田さんは、1987年、日本バプテスト看護専門学校卒業後、日本バプテスト病院内科病棟に勤務されました。1994年4月より現在の淀川キリスト教病院に勤務され、内科、整形外科、外科病棟勤務を経て、1998年よりホスピス勤務をされています。

続きまして、神戸の六甲病院緩和ケア病棟チャプレン、沼野尚美さん。沼野さんは、神戸ルーテル神学校修士課程、ケンシントン大学大学院、行動科学研究所修士課程を終了され、淀川キリスト教病院、姫路聖マリア病院を経て、1994年より六甲病院緩和ケア病棟にチャプレンとして勤務されており、日本バプテスト病院カウンセラーでもいらっしゃいます。

そして、奈良ニッセイエデンの園総園長、田島誠一さん。田島さんは、1973年、日本社会事業大学をご卒業後、社会福祉法人聖隷福祉事業団で受託事業である奄美大島の名瀬市立伊津部保育所に保父として勤務されました。1990年、本部事務局総務部長、1993年、聖隷三方原病院事務長を経て、1999年、奈良ニッセイエデンの園、総園長に就任されました。著作には『病院管理』がございます。

最後に、コーディネーターをお願いいたします、神奈川県平塚市のピースハウス・ホスピス教育研究所部長、松島たつ子さん。松島さんは、東洋英和女学院大学大学院人間科学研究科を修了され、財団法人ライフプランニングセンター、ホライズン心理研究センターに勤務後、1991年、オーストラリアを中心にホスピスケアについて1年間の海外研修を経験されました。帰国後は、ピースハウス・ホスピスの設立準備に参与され、同ホスピス看護部長を経て、現職に就かれました。

それでは、ここからの進行は松島さんにお願いいたします。

 

 

 

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