第5条 [公共のおよび公衆が利用する場所、宿泊施設、施設、区域、および輸送機関の決定]
第1条が定める目的において、以下のように見なされる。
a)公共および公衆が利用する場所、区域および施設とは、興業、レクリエーション活動、および公共施設の治安に関する1990年6月15日付法律第10号の適用範囲に含まれるところ。社会福祉に関する1985年12月27日付法律第26号、およびこれを発展させる法規の適用範囲に含まれるところ。
余暇および娯楽施設。庁舎。すべての段階の公的および民間の教育施設。
公的および民間の医療および救護施設。
宗教上の施設。博物館、および展示室、ならびに会場等。公衆が利用する建物および区域、または特定の目的に使用する建物および区域。観光バス、地下鉄、鉄道の駅、ならびに空港および港での一般的に使用される場所および公共の場所。
b)宿泊施設およびその他の観光施設とは、現行法規に従い、ホテル、宿泊所、キャンプ施設、「バンガロー」、アパート、キャンプ地、保養地、水上公園、遊園地、テーマパーク、動物園、ならびに一般的な観光施設。
c)公共輸送機関とは、公共のまたは公衆が利用する一切の種類の輸送機関、およびカタルーニャ行政機関が権限を有する小型車両輸送機関の市内および市外サービス。
第2章 罰則
第7条 [違反]
第1条および第6条の規定の不履行は行政上の違反を構成し、本章の規定にしたがって処罰される。
第8条 [違反の分類]
1. 本法が定める違反は、軽度、重度、および最重度に分類される。
2.以下のものは、「軽度」違反を構成する。
a)第6条に反して費用を徴収すること。
b)本法が定める権利を侵害しないが、その行使を困難にするすべての行為。
3. 民間が所有しているが公衆が利用する場所、宿泊施設、施設、区域、および輸送機関に関して、第1条の規定の不履行は、「重度」違反である。
4. 公有の公共の場所、宿泊施設、施設、区域、および輸送機関に関して、第1条の規定の不履行は「最重度」違反である。
第11条 [責任]
活動または施設を現実に組織しまたは不当に使用する人、および相当の許可を与えられた人、あるいは場合により、サービスを行なうことを正式に任じられた公的および民間の組織は、連帯して違反の責任者である。