2]通知と連絡
・台雌飼育ボランティア、種雄飼育ボランティアに計画通知
・台雌飼育ボランティアはシーズン開始の連絡を施設にする
3]交配
・台雌と種雄を施設に戻しスメア/シーメン検査
・交配(自然/人工)凍結精子は準備段階
・数回の交配後台雌飼育ボランティアまたは種雄飼育ボランティアのもとへ
4]受胎検査
・盲導犬訓練施設においてエコーによる検査(25日目以降10日おき)
・動物病院でレントゲンによる胎数検査(58日目)
5]繁殖計画の確認
・受胎か否かで計画の見直しが必要かどうかを検討
6]台雌飼育ボランティアに援助
・栄養/運動指導
・出産に必要な物品の貸与
7]出産の立ち会い
・出産は原則的に台雌飼育ボランティアの家
・台雌飼育ボランティアからの連絡によりA若しくはBが立ち会い万が一に備える
8]成長記録
・台雌飼育ボランティアが体重その他を記録する
・気質テストの項目に記入
9]狼爪切除
・誕生2日目頃にAとBが行う
10]産後指導
・栄養/運動指導
・育児に必要な物品と費用の一部補助
・離乳指導
・離乳後パピー担当指導員に移行
11]その他
・種雄/台雌の基礎訓練
以上が大まかな流れであるが、質の良い繁殖犬の入手と維持・改良にまで手が回らず適性検査合格率が安定しない等の問題が生じているのが現状である。
適性検査合格率を0.65から0.75へ、訓練成功率を0.8から0.85へ上げるのを当面の目標にしている。