IV 指導員派遣研修会の実施報告
〔1〕 マレーシア(クアラルンプール)
1. 場所 マラヤ大学医学部教室
2. 期間 1998年7月14日〜7月16日
3. 派遣指導員 2名
中村正司
久永進
4. 受講者
喉摘者 14名
医師 4名
スピーチセラピスト 2名
家族 3名
計 23名
5. 日程
7/13(月)成田発10:00 MH81
クアラルンプール着19:55
クリスタルクラウンホテル泊
7/14(火)研修
7/15(水)研修
7/16(木)研修
7/17(金)クアラルンプール発 11:00 MH70
成田着 19:00
6. 受入担当
マラヤ大学医学部 アミン教授
マレーシア喉摘者クラブ
7. 通訳 Hana Ismail(ハナ、イスマイル) 森田操
8. 内容 喉摘者 14名のうち6名は全く声が出ない状態であった。
その6名を初心クラス、声の出る8名を中級クラスとしてクラス別指導を行った。
9:00 練習方法の解説
9:15 訓練
10:30 リラックス体操、休憩
10:45 訓練
12:00 昼食
13:00 再開
13:50 号令体操 休憩
14:00 訓練
15:00 解散
9. 指導の方法 初心クラスはお茶のみ法による原音の出し方。つづいて長音、大きい音、2音〜3音と進めた。中級クラスは、吸引法の繰返し練習を行った。
10. 成果 当初全く声が出なかった6名は、全員が声をとり戻すことに成功した。今回の研修に使用したテキストは日本人専門家がいない場合にも、勉強会などで有効に使えることがわかった。