(3) トランセクト上をスキューバで探査
サンゴ礁上に、通常は海岸線と平衡に、目盛り付きテープ(巻き尺、検縄など)を引き計測線とします。その線に沿って、あらかじめ決めておいた幅の面積を観察し密度を計算します。調べたいサンゴ礁の全体を想定し、その範囲内に複数の計測線を無作為に配置します。
(4) サンゴモ食期の稚ヒトデ
夏に誕生したオニヒトデは1ヶ月ほどのプランクトン幼生の時期を過ごし、サンゴ礁の上に降りてきて、小さなオニヒトデになります。その後半年ほどは、サンゴではなく硬い石灰質の骨格を持つ藻類を食べて1cm以上にまで育った後に初めてサンゴを食べるようになります。