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分科会での討論

グリーンコンシューマーを名乗る為に出来ること

 

〔行政への働きかけ〕

・ゴミを有料化する。

・回収したゴミの行政による再利用。

(自転車の再利用など)

・ゴミ収集状況を公開する。

 

〔メーカー(企業)への働きかけ〕

・容器はリターナブルのもの。

シャンプー、ラップなど……出たゴミは最大限リサイクル。

・ドイツのようにデポジット(リターナブル)のペットボトルを日本でも行うように、メーカーに働きかける。

・耐久消費材の修理をしながら使う。個人だけでなくメーカーにも働きかける。

・プラスチックでもリターナブルな容器にするようメーカーに働きかけたい。

・どうしても欲しくて長く使えるものを買う。

 

〔環境教育〕

・交通手段(特に自動車)を高コストとする。

・エコライフはシンプルライフ、健康な生活もシンプルライフ、ものに頼らない生活をする。

・使用時、使用後 環境負荷少ないものを選ぶ。…企業、メーカーの選別。

・環境負荷の少ないものをえらぶ。

 

●一人を1km運ぶのに必要なエネルギー量(1996年度)

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鉄道を基準とした場合、バスは3倍強、海運は約7.5倍、自家用自動車は約12倍のエネルギーを消費しています。

なお、交通部門全体におけるエネルギー消費の約55%は乗用車が占めている。

 

〔自分で実施可能なこと〕

・再利用封筒を使う。

・レジ袋を断る。

・フリーマーケットの利用と参加。リサイクルを広める。

・家庭における環境家計簿をつけ、節約が儲かることをPRしていく。

・ゴミを減らす為に、リサイクル出来るものを選ぶ。

・各自が生ゴミはEMぼかしなどの処理をする

・詰め替えの出来るものを買う。

 

グリーンコンシューマーを拡げていく為に出来ること

 

〔学校の環境教育〕

・学校の裁量時間に「環境」の話をしてもらう。

・小・中学校の教育に行政、NGO、環境カウンセラーが協力する。カリキュラムの見直し。

 

〔企業がすべきこと〕

・消費者が買うとき意識できるように表示をしてもらう。

・各容器に単価表示を義務づけて買う人に教えさせる。

・社員が個人的に環境保全に関わる仕組みをつくる。バックアップする。

・エコ活動への働きかけ。コストの意識。

・次世代に継ぐためにも環境問題への個人意識を高める、情報誌や口コミで広める。

・組織の中で簡単なエコライフチェックシートを作り発信する。興味のない人でも取り組めるように。

 

〔個人からの働きかけ〕

・消費者が団結して行政に働きかける。

(トレーはいらないなど)

・地域の集まりの時「出前グリーンコンシューマー」を話す。

・自分の仲間や小集団活動を通して地元の行政へ働きかける。

・各個人の意識レベルの向上に雑誌、ミニコミ誌など視覚から取り入れられるものを活用。

・友達から友達へ、口から口へ伝える。

(再生品の購入、地球環境の現状など)

 

 

 

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