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II 分科会―第2分科会

3者で(市民・企業・行政)創る資源循環型社会

 

講師

霞剛(千葉県環境調整課)

松沼勝重(シャープ株式会社)

スタッフ

田口迪夫、田沼淳子

永島輝代、有馬富穂

山口秀輝、渡辺幸代

東条次郎、日下部徹男

飯塚敦

ボランティアスタッフ

深尾秀次、森谷哲夫、山田京子

永島東洋輝、松尾昌泰

参加者

Aグループ7人 Bグループ7人

Cグループ7人 Dグループ7人

Eグループ7人

 

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廃棄物は怪物の如く日本全国に暴れ回っています。2000年4月には容器包装リサイクル法の完全実施、2001年には家電リサイクル法も実施されます。ゴミをテーマに「持続可能な社会のために」市民、行政、企業はそれぞれ何をすべきか、寸劇を交え、容器包装リサイクル法・家電リサイクル法の解説をもとに、参加者が一緒に考え、チエを出し合いました。

 

寸劇

第1場面 主婦たちの会話

ビン缶をはじめ、ペットボトルやトレー、様々なプラスチック容器など、家庭におけるゴミの種類は多い。これが分別を複雑としている。また、紙ゴミを多くしている過剰包装等がおさまらない一方で、生協など一部ではゴミを減らすためのリターナブルビンなどを使う活動も始まっている。これらの会話から、主婦たちは「ゴミは元をたたなきゃだめ」と気づく。

 

第2場面 行政職員の会話

リサイクルをしていく中で、収集運搬、仕分け、保管にかかる費用が一番多い。

容器包装リサイクル法ではその部分を行政が受け持つことになるが、これをうまく進めるには、市民に対し分別を徹底する啓発が重要になってくる。

企業はリサイクル費用の負担だけだが、収集運搬を義務付けられた行政の負担は大きいという容器包装リサイクル法に対する言い分が話題。

 

第3場面 店員とメーカーの人との会話

メーカーは売れるから作るという傾向もあって、いまだに環境への視点の欠けている商品が作られている。消費者が目先にとらわれてモノを選ぶことが多いのも事実。メーカーも環境に配慮した商品も作るようになってきているが、リサイクルした商品がなかなか売れない等といった嘆きも聞こえる。

もっと消費者も購入時に環境に考慮しなければならないのでは。

 

11:30 分科会会長田口氏の挨拶と、説明

11:40 寸劇

容器包装リサイクル法の説明

家電リサイクル法の説明

12:40 各グループに分かれて昼食と自己紹介

13:20 グループ検討

15:07 各グループ発表

15:45 分科会 終了

 

 

 

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