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15:15 フリートーキングとまとめ(アピール文の採択)

予定の時間を大幅に超過したため小休憩も省きフリートーキングに入った。

寄せられた意見にはアイドリング・ストップをもっと強力に押し進めるべきだ、ディーゼル車の改良を推進すべきだ、エンジンオイルに効果のある添加剤の使用で省資源と産廃の低減が図れる等のほか、東京電力の岩田さんから会社のハイブリットカー・プリウスの使用報告もあった後、次のアピール文を採択し分科会を終了した。

 

<アピール文 写真は読み上げる分科会長>

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地球温暖化防止−車との共存のため私たちは自ら次のことに努力します。

1. 必要以上に車に乗らないよう努めます。

2. 車の運転にあたっては、アイドリング・ストップを励行するとともに、エコドライブに努めます。

3. 車の買い替えにあたっては、低燃費車の購入に努めます。

 

私たちは、低公害車の普及に向けて次のことをお願いします。

1. メーカーに…安くて使い易い低公害車を作ってください。

2. 行政に………税制・助成制度などインセンティブを与える施策を積極的に行ってください。

 

2 成果と課題ならびに感想

シャープさんの立派な会議室をお借りし講師の方々にもそれぞれ専門分野の方をお招きして、スタッフー同万全の態勢を整えていたが参加者が定員に満たなかったのは大変残念だった。しかし、低公害車の概念とそれらの現状、21世紀を展望した車の開発動向とメーカーの熱意を感じるとともに車利用者側の利便性と環境への調和策、平易なエコドライブのノウハウが開示されるなど十分充実した意義のある分科会となった。

最後に参加できなかった方々に本リポートを参考にしていただき地球温暖化防止への理解を深め、できることから実践に移していただくようご協力をお願いしたい。

 

 

 

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