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この解剖学実習は、まだまだ修業が足りないということが改めて認識された実習でした。しかし私は人は変わっていくものだと思うし、変わることが出来ると信じています。ただそれには変わろうと思って努力をしなければいけないと思います。今回の実習で明確になった課題を克服できるようにこれからも頑張っていきたいと思います。

最後に実習という大変素晴らしい機会を与え、そして熱心に指導をして下さった解剖学第一講座の先生方、わがままな私に付き合ってくれたパートナーや班のみんな、そして何よりも自らの御遺体を献体して下さった私達のおばあちゃんに心からの感謝を捧げたいと思います。

 

解剖学実習を終えて

田島輝隆

 

四月から骨学実習と系統解剖の講義を受け、まがりなりにも中間テストにも合格し、いよいよ十一月五日から解剖学実習を迎えることとなった。自分なりに頑張って理解したつもりでいた講義内容も、今思い起こせばその理解は全く自分のものになっていなく、実際の御遺体を用いた実習の情報量には到底かなわないことを改めて痛感させられた。しかし講義内容の勉強は非常に面白く、それが実習内容とつながったときの感動は一度や二度ではない。

 

 

 

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