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1993年にSSAはSSA International,Inc.を設立し、この子会社を通して、国際的な運営を拡張させ、今では25箇所以上で海外事業を行っている。1997年 SSA International,Inc.は、その国際進出努力を称えられて、Arthur Andersenの「国際進出」分野における最優秀業績企業賞(Enterprise Award for Best Business Practice)を獲得している。これらの賞は、フォーチュン誌1998年2月16日号で特集されている。

 

a) SSA Terminals, LLC

1999年7月、SSAとMatson Navigation Company, Inc. (Matsonと略記)は、SSA, Terminals, LLC (SSAT)という名称でジョイントベンチャーを組んだ。SSATはデラウェアDelaware州の有限責任会社である。Matsonは今シアトル港のターミナル25 (T25)を運営している。SSATとSSAは(ある部分では)連名でまた(別の部分で)はそれぞれ個別に、港湾局とこのターミナル18リース契約を締結することになる。

 

b) Terminal 18 Development Company(ターミナル18開発会社)

Terminal 18 Development CompanyはSSAの子会社で、この起債整備事業の建設期間中にコンストラクションマネージャーとして活動する。

 

3. Morrison Knudsen Corporation( "EPC請負人" )

Morrison Knudsen Corporation (MKと略記)はアイダホ州に本社のある国際的に認知された建設会社である。Engineering News-Record's誌の1998年建設業ランキングで14位で、設計・施工ランキングで21位であった。MKは三つの営業部門である、重量土木部(Heavy Civil Construction)、鉱山部とエンジニアリング建設部が、公共と民間の施主に応対している。この重量土木部がEPC契約における中心部署になる。MKはMK Ohioの子会社である。MKの設計エンジニアとして参加するのが、Parsons Brinkerhoff Quade and Douglas,Inc.("Parsons Brinkerhoff")である。Parsons Brinkerhoffは北米のインフラ整備プロジェクトにおける卓越した設計者であり、ワシントン州シアトルに大きな支店を構えている。MKチームはその他の幾つかの会社を取り込んでおり、それぞれが専門領域で仕事をすることになっている。EPC契約におけるすべてのMKの履行義務は、保証契約(Guarantee Agreement)に準拠して、無条件にMK Delawareによって保証されることになる。

 

4. Berger/ABAM Engineers, Inc.(コンストラクションマネージャーのコンサルタント)

1951年に設立されたBerger/ABAM Engineers,Inc.("Berger/ABAM"と略記)はコンサル会社で、プロジェクトマネージメント、土木工学、構造工学、環境研究やコンストラクションマネージメントとサポートの分野でサービスしている。Berger/ABAMはそのような技術的なコンサルを太平洋岸西北のアラスカから、北米、中米にわたって提供している。

Berger/ABAMの主な業務は海上輸送に関連する設計とエンジニアリングである。発注者にはアメリカ海軍、アメリカエンジニア軍団、ワシントン州のシアトル港湾局、タコマ港湾局、Everett港湾局、Grays Harbor, Port Angeles, Port Townsend、バンクーバー、オレゴン州のポートランド港、フロリダ州のタンパ港とジャクソンビレ、ニューヨーク/ニュージャージ港、その他アメリカ、カナダ中の様々な民間発注者がいる。

 

 

 

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