これは、アジール・ポートコンセプト、あるいは機敏な港湾のコンセプト概念と申しましょうか、こういったコンセプトでして、このアジールポート・コンセプトは特許を取ったデザインでして、これを促進しておりますのが、CCDOTTと呼ばれる組織です。この組織は、輸送技術商用運用センターと呼ばれるもので、アメリカの企業共同体でして、この中には、公共、学術団体、民間団体も含まれています。その中には、USTRANSCOM、あるいはMARADも含まれており、主要大学、または著名な業界の指導者、つまり、輸送の計画、設計における分野での、こうした関係者が参加しております。
そして、以下のスライドを作成いたしましたのは、トランスシステム・コーポレーションという企業で、これは大手のコンサルティング企業でありまして、ワシントンにあります。このアジール・ポートコンセプトですが、この根拠となっておりますのは、ターミナルの休止、あるいは止めることを半分に減らすことができれば、そのターミナルの取扱量を倍増できるという前提です。
(スライド映写)
スライド34 このアジール・ポートシステムですが、この考えの前提となっておりますのは、ドック地域は非常に高額につきますので、その業務を非常に適切に計画し、また技術を用いて、より陸上へ業務を移そうというものです。この中の要素は、EMT(効率的な海事ターミナル)、それにインターモーダル・インターフェースセンター(IIC)、更にコンピュータの管理システムの3つがあります。
スライド35 このEMTの設計ですが、非常にコンパクトになっております。この業務が行われておりまして、地元の倉庫がありますが、こちらでトラックの動きがあります。そして、この赤い線の部分で、物資の移動が行われております。更に、ドックを供給する基地があります。また、鉄道が入り、物資の供給あるいは積み込みのところがあります。それで、赤い線のところはまたターミナルがありますし、そのほか、このIICから60?qから100?q離れたところに移送できることになっております。これは鉄道の種類にもよります。
スライド36 同じEMTのコンセプトの計画です。
スライド37 こちらも同じです。専用のフレートコンテナ等が着いており、またシャトルトレインとも接続しています。
スライド38 IICです。こちらはIICの設計図です。こちらのターミナルがご覧いただけますでしょうか。438エーカーのサイトとなっています。そして、この港からゲートを通り、また供給場所、ステージングの場所、そして、インターモーダル、更に倉庫、またシャーシの倉庫などがあります。こうしたところは、離れたところにあることがおわかりいただけると思います。この輸送ですが、シャトルトレインを用いております。