日本財団 図書館


スライド18 このスライドですが、北米の西海岸の港を、93年から97年に通過したコンテナ量を示しております。興味深いことですが、右から2番目のグラフですが、ピュージットサウンドの領域では、下がっていることがおわかりいただけると思います。

スライド19 過去5年間、ロサンゼルス、ロングビーチの港は、おのおの10億ドル以上(アメリカドル)を設備投資に回してきました。一方で、シアトルの投資額は8億ドル以上、タコマは2億ドル以上、そして、オークランドはおよそ3億ドルです。これは年間予算を示しております。

スライド20 1990年以来、ロングビーチ港のコンテナ数量は、およそ150%の急増を示し、410万コンテナTEUを1998年に記録いたしました。これは一部には、この港の新規の170エーカー、2億4,000万ドルのターミナル、これはシッピングカンパニー、ハンジン船会社向けのものですが、この建設があったためです。この建設は1997年に行われました。1998年、ハンジンは、このターミナルを用いて、90万TEUを取り扱っております。また、ロングビーチ港は、埠頭Tを獲得いたしまして、これは500エーカーの敷地を持っており、港におよそ300エーカーのコンテナスペースを提供しています。また、ほかの業務も提供しています。また、この土地の周辺のほかの敷地も組み合わせますと、いずれ、ほぼ500エーカーのコンテナターミナルが建設されるかもしません。この新たなコンテナターミナルは、計画では、オンドックレール、また、50フィートの水深を持つものであり、現在、幾つかの顧客と、この敷地、この施設のリースに向けて交渉が進められてきました。

スライド21 また、同時期から、ロサンゼルス港のコンテナ取扱量も60%以上増加し、340万TEUを1998年に記録しました。ロサンゼルス港は、260エーカーのターミナルを、アメリカン・プレジデントライン向けに300埠頭で建設いたしまして、このコストは2億7,000万アメリカドル掛かりました。そして、この施設ですが、50フィートの水深、また、オンドックレールがあります。また、ロサンゼルス港は、現在400埠頭をターミナル向けに建設中で、これは300エーカーを、コンテナ、またほかの業務向けに占める施設です。また、ロサンゼルス港は、ドック近くのレールを、エバーグリーンマリン社、また郵船ターミナルに向けて、港のターミナルアイランド・トランスファー・ファシリティ(ターミナル埠頭輸送施設)に提供しております。この2,600万ドルの施設ですが、1998年に開業し、9,000フィートの引き込み線を持ち、4つのユニットの列車に対応しております。ロサンゼルス港はまた、もう1つのオンドック・レールヤードを、ヤンミンターミナルで整備中でありまして、このコストですが、1,980万ドルです。

スライド22 ロサンゼルスとロングビーチの地域では、現在、輸送インフラプロジェクトが進行中です。これは20マイルのアラメダ・コリダー(アメリダ回廊、通路)というもので、貨物輸送の改善を図るためのものです。この通路あるいは回廊ですが、ロサンゼルス、ロングビーチの港と、ロサンゼルスの中心部を結ぶもので、この推定コストは20億ドルです。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION