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(2) 統括推進員連絡会議

 

平成8年度に始まった本事業も3年が経過し、各地での海洋環境保全活動も活発に展開されている。そこで、各地域におけるこれまでの活動をもとに、各統括推進員の有するノウハウ等の情報交換を行い、より効果的な活動を実施するため、海上保安庁の指導のもとに、今後の全国的な活動方針等を検討する初めての「統括海洋環境保全推進員東京連絡会議」を開催した。

会議には、各地の統括推進員11名のほか、海上保安庁警備救難部海上環境課担当官及び特定5地区、沖縄を管轄する管区海上保安本部海上環境担当官並びに汚染分析等を担当する海上保安試験研究センター化学分析課鑑定官の参加があり、各統括推進員からその地域の特質に応じた活動状況やさまざまな取り組みの報告の後、活発な意見交換が行われた。

また、海上保安庁警備救難部海上環境課から廃棄物・廃船対策の強化、関係機関との連携強化について説明が行われた。

会議2日目には、海上保安試験研究センターで最新の分析機器を見学するなど、大変有意義な連絡会議となった。

全国の推進員には、各地で発行している会誌に会議の状況を掲載してお知らせしたほか、地区ブロック会議において、各統括推進員から報告を行った。

 

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統括推進員東京連絡会議の状況

 

 

 

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