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4-4 建設廃棄物リサイクル

 

西宮市に本部を置く大栄環境株式会社の三木リサイクルセンターを例にとって紹介する。同社は産業廃棄物のほとんどの種類について関西・四国地域の広い範囲で収集・運搬・処理事業の認可を受けている。三木リサイクルセンターも産業廃棄物全般の中間処理と管理型最終処分場を有する施設であるが、建設廃棄物処理がその中心となっている。

 

【三木リサイクルセンターの概要】

1]所在地:兵庫県三木市口吉川町吉祥寺谷132-8

2]事業所面積:約15万m2、うち管理型最終処分場面積73,000m2、処分計画量150万立方メートル

3]保有施設

・破砕・選別施設:処理能力312トン/日

・建設汚泥天日乾燥施設:処理能力100立方メートル/日

・焼却施設:焼却能力150トン/日、発電能力800kw、温水供給設備

 

【処理フロー】

三木リサイクルセンターの中心的な処理フローを図-4・6に示す。まず、廃棄物が搬入された時点で、できるだけリサイクルをするためと、ガスボンベなど後工程での処理時に危険なものを除去するため、手選別し、有価物、危険物を取り出す。そして、破砕・選別機にかけてさらに金属類等の有価物を回収する。その後、ダイオキシンを発生しない2段燃焼のロータリーキルン・ストーカ炉で燃焼させ、その排熱を使って発電をおこなう。さらに排熱は地域の農業用ビニールハウスの熱源に利用したり、温水プールなど地域貢献への計画をもっている。

 

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図-4・6 大栄環境(株)三木リサイクルセンターの廃棄物処理フロー

(見学時説明より作成)

 

 

 

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