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1-2 港勢低迷の要因

 

神戸港の港勢の低迷は、震災の直接的な影響はもちろん否定できないが、震災によって他港に移った貨物が港湾復旧後も戻らないことや、図-1・2で見たように、日本における港湾の中でも相対的なシェアが漸減していたことから、震災の影響のみでは説明しきれない構造的な問題を抱えていると言える。

 

財団法人 関西交通経済研究センターの「神戸港のハブ機能強化に関する調査研究報告書」(平成10年3月)によると、神戸港の港勢低迷の要因を図-1・3のように多面的に分析している。

 

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図-1・3 神戸港港勢低迷の要因

(出所:(財)関西交通経済研究センター調査報告書)

 

同報告書によると、神戸港港勢低迷の要因は

i) 産業・物流構造の変化

ii) 競合港・航路の台頭

iii) 外航船社の戦略的アライアンス(協力関係)強化

iv) 震災による輸送ルートの変更

と大きく分類している。

 

 

 

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