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そこで、港湾の多機能化を考える上で、上記の廃棄物物量の大きさに着目し、さらにそれを循環使用するための逆工場(使用済み製品から部品や原材料を取り出す製造とは逆の工程)の機能を港湾地区に持たせることにより、新しい産業を興すと同時に、静脈物流(消費者から逆工場への物流)を港湾地区のこれまでの動脈物流(原材料から商品製造、消費者への分配)に付加することにより、港湾の活力を上昇させることがクローズアップされている。

 

これらの状況を背景に、本調査研究では、神戸港の港勢を回復・向上させるため、神戸港湾地区に静脈物流と使用済み製品のリサイクル機能を併せ持つ新しい産業群を形成し、後背地の人口集積・産業集積における循環型経済システム構築に向けての港湾地区多機能化の可能性を検討する。

 

 

 

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