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問6. 神戸地区は、神戸港の他、神戸空港、高速道路等へのアクセスが良好な地域となっています。これら陸海空の3モードの存在(高速道路、神戸港、神戸空港)は、貴社にとって、効率的な物流を実施する上で寄与するものとなりますか。該当するものに○印を付け、具体的にお書き下さい。

 

1]物流事業の効率化につながる。

・当社は神戸市に配送センターを所有しており、地理的にも効率化につながる。[化学工業]

・大阪府下に主要生産拠点を持つ当社にとっては、神戸の陸海空の3モードを大阪府下の物流施設よりも安いコストで、活用できることが物流の効率化につながると考えている。[一般機械]

・高速道路の渋滞が解消されることで効率化される。[卸売業]

・阪神高速湾岸線の開通は、当地和歌山から神戸港へのアクセスにおいて大きなメリットとなっている。神戸空港については、当地が関西空港に近接しているためメリットは見当たらない。

[一般機械]

・効率的な通関(輸入通関時間の削減)[卸売業]

・現時点では、神戸港は重要な拠点である。[電気機械器具]

・物流コストの低減が求められる中にあって神戸空港の整備は果たして価値があるのか疑問である。むしろ現状でも阪神高速の道路網の充実、特に湾岸線又北神戸線→中国自動車道→名神等へのアクセスの充実は神戸港を中心とする物流システムに欠かせない重要な要因であり充分活用できている。[卸売業]

 

2]物流事業の効率化につながらない。

・日配食品につき海、空はほとんど関係ない。[飲食料品製造業]

・大阪から遠い。[卸売業]

・国内物流が主体。納品リードタイム上、航路の使用が困難。緊急時以外の空路利用の必要性がない。[飲食料品製造業]

・弊社の海外主力工場の一つはインドネシア・ジャカルタにある。又、他は中国天津にある。ジャカルタからの輸入貨物のほとんどは関空でAIRによって輸入されるので、現在の大阪湾岸道が今後、神戸港を取り巻く高速道路にリンクされるのであれば当社への納入時問が早くなり物流の効率化に寄与するだろう。又、天津からの輸入海上は神戸にて通関しているので変化ないだろう。更に神戸空港は第3種空港の為、国際線が就航されないので弊社にとっては輸出入面では何もメリットはない。[電子部品製造業]

・当社にとり最適物流を実施できる場所であればどこでも良い。[電気機械器具]

・現在は本社及び3工場が大阪府にあり、当社の物流の効率化にはつながらない。[繊維製品製造業]

・当社の店舗は大阪・京都・奈良が多く、センターとして神戸は距離的に非効率。[小売業]

・医薬品の保管と配送は地理的よりも、管理薬剤師をおく等、保管上の制約をクリアすることが重要[医薬品製造業]

 

 

 

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