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問8. 神戸港内の物流用地への進出を促すインフラ整備について、ハードインフラ、ソフトインフラの両方から必要なインフラをお教え下さい。

 

(ハードインフラ)

・神戸港の貨物取扱量と物流施設を比較すると、ほぼ十分な庫腹が確保されていると思われる。新規施設は配送センター的な内陸でも立地できるものを誘致するなど多面的な検討が必要と思料する。

・神戸空港建設にあたり、ポートアイランド、六甲アイランドヘの交通アクセス及び高速道路への交通アクセスの整備。

・高速道路へのアクセス道の整備並びに渋滞の緩和。

・高速道路へのアクセス道。

・共同情報物流センター。

 

(ソフトインフラ)

・価格、賃料が低廉なこと。

・工場等の企業誘致を重点施策として港頭地区へ進出企業の受け入れ策を税制面の優遇策を加えて検討する。

・交通アクセスの充実を図るなかで通行量の低価格化を推進することがより物流促進へつながると思う。

・進出企業に対しての土地取得及び事業税などの税制優遇措置。

・荷主誘致施策(優遇策など)。

・物流研究機関。

 

問9. その他、神戸地域での物流活動の効率化に向けてご意見がありましたら、ご自由にお書き下さい。

 

・他地域にない、魅力ある物流地域になればよいと思う。物がより多く集まることが物流効率化への第一歩であり、そのためにも他地域との差別化、また、施設利用料の低料金化は不可欠だと思う。

・“輸出入の拠点”から“国際宅配便のトランスファーセンター” かつては輸出入の起点、拠点として海外諸外国との接点という重要な位置づけをされてきたが、ボーダレス化、情報化、スピード化の中でその位置づけは変わってきた。このままでは、港湾は輸出入貨物の通過点としての機能しか要求されなくなる。輸出入国際物流と国内物流のボーダレス化が急激に進む中、港湾はかっての起点、拠点思想から早期に脱却し、国内物流、流通で各所のトランスファーセンターが果たす全ての機能を国際物流、流通の中で果たせることが必要となる。1]24時間、365日稼働2]貨物トレーシングサービスシステム3]低コストサービス4]流通加工

 

 

 

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