・ABEのパワー構成は以下のようである。典型的な速度は70cm/sである。
[レベルサーベイ]
・主推力 157W(0.7m/sのとき)
・“Hotel” 14.5W
[ABEの最大出力(上記に加えて)]
・急速上昇・降下 111W
・ビデオ&フラッシュ 67W
[“Hotel”(14.5W)の内訳]
・オートパイロット 5.65W
・データロガー 2.53W
・モーターコントロール 1.77W
・センサーコントロール 3.94W
・ミッションコントロール 0.414W
[センサーパワー(3.94W)の内訳]
・海底発見のための高度計 1.72W
・マグネットメーター 0.575W
・CTセンサー 0.439W
・パロス、深度計 0.258W
・LBL、ナビレコ 0.263W
・コンパス 0.554W
・その他 0.127W
上記からわかるように、推力用のパワー消費が圧倒的に大きいが、それ以外では観測の中でカメラ照明用のパワー消費が大きい。カメラについては、パワーソースが鍵である。現在、鉛蓄電池を用いているが、1] 電源の開発と、2] 新しい技術を作るためにコンピュータによるアーキテクチャの2方向からアプローチしている。