・資金源はECのMASTであり、総予算は460千ポンドである。ただし、EUからの資金は50%で、残りは産業界から協力してもらっている。
・本プロジェクトのパートナーは下記の通りである。
・Prof.Leif Bdorno(Technical University of Denmark)
・J.M.Coudeville(ORCA Instrumentation,France)
・Peter Eriksen(RESON A/S,Denmark)
・Arne Indreeide(STATOIL,Norway)
・Klavs Kremer(IBH Ingenieuburo Fur Hydroakustik,Germany)
・Prof.Leif.Bdorno(Technical University of Denmark)
・8KHzのキャリアで、4Kbits/sのレートで、10?以上のポイント-ポイントのリンクに成功している。
・LOTUSは2000年12月に終了する予定である。(ただし、試験の都合上、2月までのびるかもしれない。(注)実験は気温が下がる冬が望ましい。)
・LOTUSプロジェクトで難しかったことは、周波数により透過率が異なるので、この制御が大変であった。海中コミニュケーションは難しい技術であり、将来的にも続けたい。
・LOTUSの成果については、企業が入っているので、全てをオープンにすることはできない(写真撮影についても一部制約をうけた)。ただし、大学としては特許は取得していない。企業については分からない。一応のとりきめ(コンソーシアムのアグリーメント)はある。
・本プロジェクトの実験に潜水艦は使っていない。高くつくためである。
・冬のほうが実験環境としてはよい。夏は表面温度が高すぎてよろしくない。
・イメージング(画像伝送)は難しいので、そこまでは研究の対象としていない。
2] その他のプロジェクト
・Swan-Shallow Water Acoustic Network
・コヒーレントな浅瀬水中音響通信ネットワーク技術に確立を目的とした。
・研究開発費:176.3千ポンド(EU/MAST)
・Robust Bidirectional Communications for UUVS
・AUV用の信頼性の高い高速通信技術の開発を行った。
・研究開発費:229.7千ポンド(EPSRC&CMPT)
また、今回の訪問で、Department of Marine TechnologyのA.Incecik教授に、英国の海洋工学の現状と、主としてEUとの関係について聞くことができた。特にEUのプロジェクトについては、訪問の前日がプロポーザル提出のデットラインであり、その概要について詳細に聞くことができた。