(3) 今後の展望 1] 動力源 地球的規模の温暖化メカニズムの解明のための北極海の氷厚計測などでは、広範囲の計測が不可欠である。例えば、数千kmの運行を開発目標とした場合、動力源に関してみると、現状では「1次電池」や「閉鎖式ディーゼル・エンジン」を用いており、超長距離の潜航には限界がある。このためには原子力や、実用的には「燃料電池」が有力な候補である。(表3.3.1-3)
(3) 今後の展望
1] 動力源
地球的規模の温暖化メカニズムの解明のための北極海の氷厚計測などでは、広範囲の計測が不可欠である。例えば、数千kmの運行を開発目標とした場合、動力源に関してみると、現状では「1次電池」や「閉鎖式ディーゼル・エンジン」を用いており、超長距離の潜航には限界がある。このためには原子力や、実用的には「燃料電池」が有力な候補である。(表3.3.1-3)
表3.3.1-3 候補となる動力源
我が国では、燃料電池の研究開発は精力的に進められており、自動車分野については実用化一歩手前まで来ている。我が国の燃料電池開発の現状を表3.3.1-4に、また欧米の動向を表3.3.1-5に示した。
表3.3.1-4 我が国の燃料電池開発の現状
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